男性型脱毛症(AGA)治療について

男性型脱毛症(AGA)治療について

男性型脱毛症(AGA)

いわゆる薄毛の原因は、①遺伝的な要因がある場合、②男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)に対する毛包の感受性が高まり、毛が抜けるまでの周期に異常ができて生じます。

男性型脱毛症(AGA)の治療法

1.外用:ミノキシジル

近所のドラックストアなどで購入いただけます。当院での購入はできません。

2.内服:フィナステリド製剤とデュタステリド製剤の2種類があります。

どちらのお薬も、AGAの原因となるジヒドロテストステロンというホルモンが作られるのを阻害することで、毛が抜けるまでの周期を正常な状態に近づけます。これにより太く長い毛が増えてくることが期待できます。

フィナステリド製剤は、AGA(男性型脱毛症)の原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)の産出に関与する2種類の5α還元酵素のうち、2型のみをブロックします。
一方、デュタステリド製剤は、AGA(男性型脱毛症)の原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)の産出に関与する2種類の5α還元酵素のうち、1型・2型の両方をブロックします。
※いずれも自費診療となります。これらの内服薬に関しては処方が可能です。(院外処方)

内服開始後効果を実感するまでは半年ほどかかります。内服を中止してしまいますと、薄毛が戻ってしまいますので、継続的な内服をお勧めしています。

健康診断などで血液検査結果をお持ちでしたら受診の際にお持ちください。(血液検査をお持ちでない場合には、当院で検査をさせていただくことがございます。)