平成30年度 茅ヶ崎徳洲会病院 病院指標
平成30年度 茅ヶ崎徳洲会病院 病院指標
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 11 | 9 | 49 | 72 | 94 | 178 | 220 | 425 | 560 | 254 |
当院では、地域密着型の病院として急性期・慢性期と幅広い患者様の診療を行っています。
全年齢層に対し、70歳以上の患者様が全体の約66%を占めています。
「生命だけは平等だ」の理念のもと、いつでも、どこでも、だれでもが、最善の医療を受けられる地域に根差した病院を目指しています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
平成30年度DPC対象病院ではない為、集計結果はありません。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 8 | 3 | 1 | 4 | 2 | 1 | 7 | |
大腸癌 | 12 | 4 | 0 | 5 | 2 | 7 | 1 | 7,8 |
乳癌 | 1 | 1 | 1 | 1 | 7 | |||
肺癌 | 2 | 3 | 1 | 1 | 7 | |||
肝癌 | 2 | 1 | 7 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌と呼ばれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者さんの人数を初発のUICC病期分類別、及び再発に分けて集計しています。
UICC病期分類とは、UICC(国際対がん連合)によって定められた、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の3つの要素によって各癌をⅠ期(早期)~Ⅳ期(末期)の4病期(ステージ)に分類するものです。
当院では胃癌、大腸癌、が大半を占めており手術・化学療法を主に施行しております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 16 | 7.88 | 59.75 |
中等症 | 27 | 18.48 | 82.44 |
重症 | 6 | 8 | 83.17 |
超重症 | 1 | 4 | 78 |
不明 |
市中肺炎は、院内肺炎と医療・介護関連肺炎を除いた一般の社会生活を営む人に発症した肺炎です。
重症度は、年齢、呼吸状態、循環動態、意識状態などから決定されます。重症の肺炎は、高齢者で多く見られますが、若年者でも基礎疾患、起因菌により重症化することがあり、早期の対応が重要です。
当院では中等症が多く、人口の高齢化に伴い今後も増加する疾患で注意が必要です。
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 11 | 31.64 | 80.55 | 3.23 |
その他 | 20 | 16.65 | 82.2 | 3.23 |
当院では脳梗塞入院患者様の急性期治療・リハビリ介入の他、回復期病院等への転院も行っています。
その他の一部には、当院救急外来より、転院した患者様が急性期治療を終え、在宅復帰に向け当院の地域包括ケア病床にてリハビリ目的で再転院するケースもあります。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | 11 | 4.45 | 1.91 | 0 | 64.73 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 7 | 2.29 | 14.57 | 14.29 | 80.86 | |
K610-3 | 内シャント設置術 | 3 | 25.33 | 203 | 66.67 | 82 | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) | 3 | 76 | 42 | 33.33 | 79 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 2 | 6.5 | 10.5 | 0 | 62.5 |
当院では消化・吸収を担っている胃や大腸にできたポリープを切除し、ポリープがどのような性質のものかを病理検査をして今後の治療方針を決める内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多く実施されています。
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | 32 | 0.78 | 1.78 | 0 | 67.31 | |
K6335 | ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) | 19 | 0.89 | 2.37 | 0 | 65.21 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 17 | 2.76 | 5.59 | 0 | 67.65 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 15 | 0.2 | 1.47 | 0 | 69.6 | |
K7434 | 痔核手術(脱肛を含む。)(根治手術(硬化療法(四段階注射法によるもの)を伴わないもの)) | 11 | 0 | 2.73 | 0 | 57.82 |
内科同様に内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が多い傾向にあります。
また、ヘルニア手術においては患者様の病態・年齢等を鑑みて開腹又は腹腔鏡を選択し治療にあたっています。
産婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 13 | 0.77 | 5.46 | 0 | 32.85 | |
K867 | 子宮頸部(腟部)切除術 | 10 | 0 | 0.9 | 0 | 45 | |
K8721 | 子宮筋腫摘出(核出)術(腹式) | 5 | 0 | 5.2 | 0 | 38.6 | |
K8981 | 帝王切開術(緊急帝王切開) | 4 | 5.5 | 6 | 0 | 33.25 | |
K871 | 子宮息肉様筋腫摘出術(腟式) | 2 | 0 | 0.5 | 0 | 50.5 |
産科での分娩に対し必要時には帝王切開を実施し、婦人科では子宮頚部高度異型性等婦人科疾患に対し手術を実施しており、産婦人科として総合的な役割を担っています。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K768 | 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) | 67 | 0.25 | 0.43 | 1.49 | 59.31 | |
K7812 | 経尿道的尿路結石除去術(その他のもの) | 27 | 0.52 | 3.63 | 0 | 58.41 | |
K821-3 | 尿道ステント前立腺部尿道拡張術 | 25 | 2.48 | 7.72 | 4 | 84.84 | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 20 | 0.5 | 4 | 0 | 65.7 | |
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) | 16 | 3.19 | 8.94 | 0 | 79 |
泌尿器科では尿路結石に対する治療の他、前立腺癌に対する前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの)や膀胱がんに対する経尿道的膀胱悪性腫瘍手術も多く治療しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | 2 | 0.11 |
異なる | 0 | 0 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 0 | 0 |
異なる | 0 | 0 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | 0 | 0 |
異なる | 0 | 0 | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 2 | 0.11 |
異なる | 0 | 0 |
手術や処置を行う際に合併症を起こさないよう細心の注意を払い施行し、起こり得る合併症については、事前に可能な限り患者様に説明した上で同意を頂いています。
更新履歴
- 2019/09/18 平成30年度病院指標を公開しました。